8月9日、兵庫チャプター第5戦イマカツCUPに参加してきましたので報告します。
この一戦は年間成績シングル入賞の為にも外せない一戦でした。
東条湖では同月5日に加東市の花火大会が行われた為、例年に比べ貯水率が満水に近い状態であった。(※花火の打ち上げは東条湖湖面より行われる為、一時的に放水を制限される。)
~前日~
この事から、バックウォーターを中心にシャローエリアを見て回ることにしました。
やはりバックウォーターでは、単発ではあるものの良型、ベイトを求めてクルーズする多くのバスを確認する事が出来たが、非常に難しい魚であることがわかりました。
そこで少し下ったイノコー周辺の沈んだ岩のシェード絡みを丁寧に、探っていくと800g程のナイスコンディションの魚が釣れました。
確信の得られる釣りではなかったので上流を後にし、午後から本湖へ下りました。
この日はピーカン照りの猛暑で、表層温度が30度を上回るエリアもある程でした。
水質もイマイチだったので、先月から魚を触れていた池跡ワンドへ向かいました。
魚探を基に減水時の地形をイメージしつつ、8mラインを探っていくと魚の重みを感じそのままフッキング! 上がってきたのは600gのナイスコンディションのバス。
数分後にもバイトがあり、フッキングするも熱気のせいか体がダレており、魚をのせることが出来ませんでした。
しかし、良い感触を得ていたので、昼食を取り、再度同エリアをチェックしていく事にしました。
その後、少し水深を落とした10mラインでも今日一番となるキロアップを釣る事が出来、プラクティスを終えました。
~試合当日~
迎えた試合当日の天候は、前日の夜間から降り続いた雨空模様。
この影響から、「魚は浮きはじめているのでは!?」「同水路、バックウォーターが噴くのでは!?」という迷いが生まれ、更に拍車を掛けるかの様な、6番手の好フライト!
非常に迷いましたが、後ろを振り向けば、東条湖特有?の高馬力エレキを搭載した多くの選手が控えていた為、バックウォーターを諦める事が出来ました。
その結果、一番に池跡ワンドに入ることが出来ました。
少し不安がありましたが、8mラインを探っていくと数投で、魚の重みを感じる事ができフッキング!
ディープの魚なので慎重にやり取りをして上がってきたのは、予定通りの500gほどのバス。
この一本で「ポイントゲット!」と気持ちが楽になり、不安も吹き飛びました。
その後、エア抜きを行い、魚のコンディションを確認しつつ「よしよし!」と気持ちを改め仕切り直することに!
少し時間が空きましたが、ライトキャロのリアクションに食ってきたバスも無事にランディング成功!
まだまだ釣れる「なんだかいけそうな気がする~!」と気分を良くし、ダウンショットリグを粗い湖底から砂地にずる引いてゆき、シェイク、ずる引き、シェイク、ココッ!と思い通りの展開に「うそやろ!」と気持ち良くフッキング!
慎重にやり取りして上がってきた魚は肉厚な本日一番のナイスコンディション!
この時はじめて、自信が確信へと変わる瞬間でもありました。
ここで押し通すと決めていたので、あえて時計を見ないようにしていたのですが、リミットメイクに成功した時にはじめて時間を確認しました。
この時点で11時過ぎ、ネットインした瞬間にお立ち台が見えましたが、後で泣かされない様に気を引き締め、ロッドを握り続けました。
その後、更に1本追加するも入れ替えならず。
気持ちとは裏腹に、フロントエレキのマイクロスイッチの劣化により、急にONの状態が続くというトラブルが発生!
強く叩いてやるとOFFになることがわかり、踏んでは叩くの繰り返しで思い通りの操船ができなくなった。
そんな中、ここでイライラを吹き飛ばすかのような待望のバイトが!
しかし、フッキングするも痛恨のフックオフ~。
完全に集中が途切れていました。
その後のドラマを信じ、キャストを繰り返すも、帰着時間が迫っていた為、ここでストップフィッシング。
検量へ向かい結果は3本で、1630g!
周りは思いのほか釣れておらず、準優勝することができました!
年間成績もグッと上がり、暫定5位に位置づける事ができました!
準優勝ではあるものの、練習の成果が実り満足しております。
また今大会WINNERである“小川広遠プロ(がまかつ)”が6年ぶりに大会記録を更新した、「3本4,175g」というビッグウエイトを前にしては、悔しい気持ちも涌いてくるはずもなく・・・。
あっぱれの一言です!小川さんおめでとうございます!
(実は今回タックルチェックをして頂いたのは小川さん。)
そして、トーナメントで勝つ難しさ、タックルのメンテナンス等、改めて見直す良い機会になりました
。
最終戦は、万全の体制で試合に臨みたいと思います。